【ぶどうの木】「うちの子、なんでこんなに落ち着きがないの?」と思ったときに読んでほしいお話
2025/05/28
こんにちは。
日々、子育てに向き合っておられる皆さん、本当にお疲れさまです。
「うちの子、じっとしていられなくて……」
「とにかく動き回っていて、目が離せない」
「いつも注意されてばかりで、親としてつらい」
そんなふうに感じておられる方も多いのではないでしょうか。
今日は、子どもが「落ち着きがない」と感じられる理由について、少し丁寧にお話したいと思います。
落ち着きがない=悪いこと?
まず最初にお伝えしたいのは、
「落ち着きがない=困った子」ではない、ということです。
子どもがじっとしていないのには、ちゃんと理由があります。
それは「育ちの途中」であること、「自分をコントロールする力(自己制御力)」がまだ発達していない、というごく自然なことかもしれません。
どうして動き回るの?
理由はさまざまですが、大きく分けると次のような背景があります。
1. 発達の段階によるもの
幼い子どもほど、身体を動かすことで学んでいます。
例えば、走る・飛ぶ・よじ登るなどの動きは、**脳と身体をつなげる大事な「お仕事」**なのです。
特に未就学児のお子さんは、じっと座るということ自体が発達的に難しい時期です。
「落ち着きがない」というより、「動くことが必要」な時期ともいえます。
2. 感覚の過敏さや鈍さ
周囲の音や光、触覚などに敏感だったり、逆に刺激が足りなくて物足りなく感じたりするお子さんもいます。
そうしたお子さんは、自分を落ち着かせるために、動いたり声を出したりすることがあります。
これは、自分の感覚を調整する「セルフレギュレーション」のひとつのかたちです。
3. 注意を向け続ける力(注意機能)の発達が未熟
「今はこの活動に集中する」という力は、少しずつ育っていくものです。
大人のように計画的に考えたり、切り替えたりするのは、まだ難しい子も多くいます。
「話を聞いていない」「すぐ他のことを始める」と感じても、それは「悪意」ではなく、「できない」のかもしれません。
どう関わればいいの?
落ち着きがないと感じたとき、大切なのは「どうしてこの子はそうしているのかな?」と一歩立ち止まって考えてみること。
そして、叱る前に「必要としていること」が何かを探ることです。
たとえば…
体を動かせる時間を意識的につくる
感覚の敏感さに配慮して環境を整える
できたことをしっかり認めてあげる
そんな小さな工夫が、お子さんの「落ち着き」に少しずつつながっていきます。
気になる時は、専門機関に相談を
「なんだか他の子よりずっと落ち着かない気がする…」
「園や学校でも指摘されて不安…」
そんなときは、ひとりで悩まずに、発達の専門機関に相談してみてください。
早めに相談することで、適切な支援が受けられたり、親御さん自身の気持ちが楽になることもあります。
最後に:親御さんへ
お子さんのことを「なんとかしてあげたい」と思う気持ち、本当にすばらしいことです。
けれど、毎日向き合っていると、不安になったり、イライラしたりするのも当然のこと。
どうかご自身を責めずに、ひとつずつ、できることからで大丈夫です。
お子さんも、親御さんも、どちらも頑張っています。
私たちは、そんなご家族に寄り添いながら、少しでも安心して子育てできるようお手伝いしたいと思っています。
なることもあります。
私たち児童デイサービス ぶどうの木では、0歳から18歳までのお子さまを対象に、個別の特性や発達段階に応じた療育を行っています。
専門職(臨床心理士、保育士など)による丁寧な個別支援
1時間の短時間預かりで、お子さまの集中力や生活リズムに配慮
送迎はあえて行わず、ご家族との直接のコミュニケーションを大切に
2025年4月には新たに「ぶどうの木 武庫之荘」も開所しました。
「子どもに合った支援を探したい」
「自分ではどうしていいか分からない」
そんな時は、どうぞお気軽にご相談ください。
お子さまにとっても、保護者の皆さまにとっても、安心できる居場所を一緒に探していきましょう。

