外出や旅行での癇癪予防対策|発達障害のあるお子さんにもできる工夫
2025/08/09
旅行やお出かけは、家族にとって楽しみな時間ですが、発達障害のあるお子さんや感覚が敏感なお子さんにとっては環境の変化や刺激が多く、癇癪(かんしゃく)を起こしやすい場面があります。
この記事では、外出先で癇癪が起こりやすい理由や、事前準備から移動中、そして起きてしまった時の対応までをまとめました。
外出先で癇癪が起こりやすい理由
外出や旅行では、普段と違う環境・音・匂い・人の多さなど、新しい刺激が一度に押し寄せます。
特に発達障害のあるお子さんの場合は、次のような理由で癇癪が起こりやすくなります。
・見通しが持てない不安
次に何が起きるのか分からないと、不安が高まりやすくなります。
・感覚過敏や鈍麻
大きな音や人混み、匂い、照明などの刺激が負担になります。
・体調や疲れの影響
長時間の移動や睡眠不足は感情のコントロールを難しくします。
・欲求の言語化が難しい
「疲れた」「暑い」などをうまく伝えられず、泣く・叫ぶ行動になることもあります。
出発前の準備でできること
旅行や外出 癇癪 対策は、出発前からの工夫で大きく変わります。
・スケジュールの見える化
写真やイラスト付きのスケジュール表で「何時にどこへ行くか」を伝える。
・持ち物リストを作成
お気に入りのおもちゃ・タオル・おやつ・イヤーマフなど安心できる物を準備。
・事前に場所を予習
写真や動画で「ここに行くよ」とイメージを共有。
・簡単なルールを確認
「疲れたら教えてね」など、シンプルなルールを一緒に決める。
移動中の工夫
移動中は、お子さんが安心して過ごせるよう配慮しましょう。
・こまめな休憩
長時間移動では1〜2時間おきに小休憩を。
・刺激を和らげるアイテム
イヤーマフやサングラスで感覚刺激を軽減。
・好きな活動を取り入れる
音楽、タブレット動画、塗り絵などで気持ちを落ち着かせる。
・時間の見通しを持たせる
「あと〇分」で行動の切り替えがスムーズに。
怒ってしまった時の対応方法
万全の準備しても癇癪が起こることはあります。
その時は「落ち着くための環境づくり」が第一です。
・安全な場所へ移動
人混みや騒音の少ない場所へ。
・落ち着くまで見守る
無理に話しかけず、お気に入りの物を渡して安心させる。
・気持ちを代弁する
「疲れちゃったね」「音が大きかったね」と共感を伝える。
・再開のきっかけを作る
「次は何しようか?」と前向きな提案を。
ぶどうの木からのメッセージ
児童デイサービスぶどうの木では、発達障害や特性のあるお子さんが安心して社会や新しい環境に関われるよう、個別療育や生活スキルの支援を行っています。
お出かけや旅行での癇癪予防にもつながる、「見通しを持つ練習」「感情のコントロール方法」「言葉で伝える力」などを、専門職と一緒に楽しく学べます。
尼崎・西宮エリアで支援をお探しの方は、お気軽にご相談ください。
お子さんの「できた!」を一緒に増やしていきましょう。

