【ぶどうの木】「学ぶ」は「真似る」
2022/07/06
先日、読んだ本に以下のように書かれていました。
「学ぶという言葉の語源は『真似る』から来ている」と。
以前から知っていた言葉ではありますが、今読むことで新たな視点をいただきました。
子どもたちの「学び」を支えるためには子どもたちが安心し「真似る」という経験を通して、実際にやってみることが大事なんだなと感じました。
ぶどうの木では個別での療育を行っています。
まずは子どもたちとの信頼関係、ラポールを形成した上でいろいろなことを学んでもらえるように課題を設定して日々療育に取り組んでいます。
この個別で療育を行うことで、子どもたちがどこに目を向けて、何をするべきなのかを理解して取り組みやすい環境を作っています。
学びを積み重ねるためにその子その子でペースが違います。なので、その子のペースに合わせながら一つ一つ丁寧に伝え、真似てもらいやすい(経験してもらいや
すい)環境を設定しています。
これまでも多くの子どもたちの成長に驚かせることも多くありましたが、そのような安定して過ごせる環境で関わることが子どもたちの成長を促すとの思いを改め
て強く持ちました。
これからもスタッフ皆で一人ひとりに対して丁寧に、そして温かいまなざしを向けて子どもたちの成長を見守っていけたらと思います。